世の中は つねにもがもな…
百人一首にあったと記憶するこの歌。そしてこの情景。
今夏の異常な暑さや季節外れの爆弾低気圧といったこれまでにない気象状況は、サンマや鮭といった魚の不漁、農作物の不作、カメムシの大量発生、熊との遭遇率上昇等々、動植物の生態系に関する数え切れないほどの変化が表れてきています。
そんな現代においてこの歌からは、自然環境や国際情勢、世の治安などに思いを馳せ、変わらない何かに対する静謐な心、郷愁、常なる平和への希求などが「大昔からそういう感覚は変わらないのかぁ」と感じさせられます。
当園にも平均気温上昇の影響が一つあります。
誰かがここに置いた小さな鉢植えのアジアンタム（？）。それがここ数年上手に越冬し、今やこんなに勢力を拡大させてきています。（元の鉢など見えやしない）
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先週は仙台市内の小中学校の終業式でした。午後は事務所に通信票を見せに来てくれる子どもの順番待ちができました。
子どもたちの一学期の頑張りは教科の評価もさることながら、職員としては学校生活での様子が気になるところです。「忘れ物をしない」「誰とでも仲良く関わることができる」「よいと思うことをすすんで行う」「あいさつをきちんとできる」などが【よくできた】に丸がついていると上出来ですね。嬉しくなって褒めていきます。するとそれを聞いた事務員たちが「おおっ！すごい！」と輪をかけて認めて褒めてくれます。最初は恥ずかしがって、何か言われるのかと恐れている子どもも笑顔になって事務所を後にします。
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さあ、あと数日で玄関先の金木犀が香ってくる頃です。
今週後半からは小中学校の二学期が始まります。「英検を受けたい。」「生徒会長になりました。」「（新しい）友達ができたよ。」などなど、子どもたちのチャレンジしている声が聞こえてきます。
そうなると我々職員たちも何にチャレンジしていきましょうか！？ってなりますよね。
そんな秋の始まりです。
