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初蝉や 初エアコンの 初兄妹

当園では昨晩、食堂のエアコン(冷房)スイッチの初入れでした。

そして、今朝出勤すると、「あれ?」 これは蝉の鳴き声‥?

瞬間、脳内に「蝉、鳴き始めました。」 まるで冷やし中華みたいな夏の開幕宣言が聞こえました。

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今日は、今年度2回目の自己表現ワークショップ(演劇)でした。

会場は宮城野区文化センター2階のリハーサル室。

自然空調の我が家マリアホールではもうきつい季節。外は30度もありませんが、身体のことを考えるとエアコンがあるって大事だなぁとしみじみ思いました。

               動きながら台詞読み
              役は兄と妹に分かれて

ワークショップ後半のシーンメニューは、ヘンゼルとグレーテルの一場面。

参加児童10名と園長、それから仙台アクティングラボの講師三名とが何通りもの組み合わせで兄役と妹役を演じました。

一巡、二巡、三巡と回を重ねるにつれて変化していきますねぇ。子ども達の表現が。

小学1年生から高校2年生までの子ども達。それぞれの段階はありますが、ほかの人達の台詞や動きを見ながら、または自分が状況に慣れながら、演じるたびに表現方法や態度が変わってくるのが面白い。

子どもも大人も多様なお兄ちゃんと妹ができあがりました。表情、仕草、言い回し、空間の使い方など、どの組み合わせにも味がありました。

中でも笑ってしまったのは、「一人でやりたい!」と言ったSちゃんと、柔軟に「いいよ。」と応える講師の福永さん。「落語か?」と突っ込む講師陣。

他人の表現によって刺激され、あるいは自分の探求によって次第に台本から膨らませてイメージの世界観(映像)を作っていく。自分なりの表現を工夫していく。そしてそれを声で動きで表現していく。

一人ひとりが独自の表現を見つけていくプロセス。そこでの楽しさは無限の創造力。楽しくないわけがないですよね。

そんなとき「子どもの表現を周りの大人が率先して楽しんであげないと!」と園長はそう思うのです。

また同時に、話を聴くだったり、本(文字)を読む際、頭の中でその情景を豊かに描ける楽しさももっと感じてほしいな、と欲張ってしまったり。

                楽しかったね! 

最後になりましたが福永さん、こてつさん、たいしさん、子ども達にこのような機会提供と温かいサポートをくださいまして誠にありがとうございました!


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